きらりのブログ★

てづくり工房「atelier*きらり」の病弱作家YURIがお送りする、日々のきらり(…?)を綴るブログ。

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    籠の中に、或る時突如として傷つき
    自由を失った鳥がいました。

    ある時鳥は、扉がほんの少し
    開いていることに気づきました。


    自由になれる
    とおもって


    かつて何度も何度も
    そのほんの少しの隙間から
    逃げ出そうと試みたのです。


    結局
    自由になれなくて


    けれど、傷が癒えず飛ぶことが
    できなかったのです。
    空を飛ぶのを諦め、
    籠の中の生活を常と諦めた鳥。


    自由になれる
    とおもえなくて


    いつしか
    扉が開いていても、
    閉まっていても、
    鳥は外に出ようとしなくなりました。


    鳥には、外の世界が
    とても怖いのでした。
    自分が飛べるのか
    自信がないのでした。




    …もういちど、とべるかしら?
    …今度は、今度こそ自由に?


    鳥は、ほんの少し開いた扉に
    目を遣りました。
     
    | 23:28 | type 1 diabetes mellitus | comments(0) | - |